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2006年10月13日金曜日

からくり人形~弓曳童子~

「弓曳童子」は、江戸時代末期を代表する科学技術者「からくり儀右衛門」こと田中久重の作品の1つです。人形が矢立てから矢を取り、弓につがえ、的を射るという高度な動作を繰り返す、からくり人形です。

Gakken 大人の科学より

からくり人形の歴史は意外に古く、平安時代末期の「今昔物語」にその記述があるそうです。日本には古くから傀儡師と呼ばれるあやつり人形師がおり、人形を使う技と技術がありました。これに西洋の時計技術がプラスされ、江戸時代に昇華したと考えられています。

作者の田中久重は東芝の創始者としても知られています。

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