壱発ラーメン 八王子本店 : ドンブリに咲いた一輪の花

思い起こせば学生のころからお世話になっております。社会人になってから一時はトンと行く機会が激減したのですが、お店が八王子の駅に近い今の場所(といっても徒歩で10分くらい)に移転したのをキッカケにここのところは1〜2ヶ月に一遍位の割合でお邪魔してます。別にメチャメチャ旨いという訳ではないのですが、昔から通っている店って、体が味を覚えているというか、ふと空腹時に思い出して食べに行きたくなっちゃう。皆さんもそういったお店の一つや二つお有りになると思いますが、僕にとってはこの店がまさにそれに該当するのです。
創業は1984年といいますからもう老舗店といってもよいと思います。何といっても驚くのはあのウィキペディアにも掲載されているということ。一時は繁盛店として飲食店用の雑誌等でも取り上げられていたんですね。

壱発ラーメン - Wikipedia

さて、昨日はあまり体調がよろしく無くて日中ほとんど何も口にしなかったものだから、夜中になって急に腹が空き出した。これは何かスタミナでもつけた方がいいと思って頭に浮かんじゃったのが「壱発ラーメン」（笑）
午前1時過ぎに自宅を出て徒歩でお店に向いました。だいたい20分ほどでお店の前に到着。

少し派手目な店構え。





いつもは醤油ラーメンかつけ麺にするのですが、今宵は空腹感が極限状態だったのとスタミナを摂取しなければならないという生存本能が働き、つい禁断のメニューを選んでしまいました。

ネギトロチャーシュー醤油ラーメン 1100円

ラーメンドンブリに咲いた一輪の花





ドンブリの回りに敷きつめられたチャーシュー、画面上方は白髪ネギ、下方はとろろ芋の千切りです。そして海苔が2枚と中央にメンマ。麺がほとんど見えません。

横から見たもの。




一輪の花というより円盤型UFOだな、こりゃ。
凄いボリューム。

スープはトンコツベース。ゼラチンが浮いてます。





麺は細い。全体的に味が濃い目なのでこの位がちょうど良いと思います。





カウンターの上の業務用おろしニンニクをスプーン2杯投入した後は、ただ淡々粛々と食べるだけ。
やはり後半はこの禁断のラーメンを頼んでしまった事を少々後悔、お腹がグルジィ〜のをこらえ、何とか固形物は粗方片付けました。

食べ終わったドンブリをカウンターの上にあげると、店員さんが元気な声で「ありがとうございました！」と言ってくれましたが、心に余裕が全く無く、無言で逃げるようにお店を出ました。

次回は一時の欲望に心を支配されない様に、気をつけまーす。


追記: お店の名前を八王子本店と記載していますが、正しくは「壱発ラーメン 新八王子店」でした。

壱発ラーメン 八王子本店

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